寝違えになったら…
突然、朝起きたら首が痛くて、頭を動かすだけでも痛い…
つばを飲み込むだけでも痛い…
こんな症状の方が時々いらしゃいます。
だけど、直ぐに治療を受けれない…
そんな時、とりあえず自分で出来る事を説明しますね。
初期では首の痛む部分に熱感が出る場合があるので、熱感を感じたら患部を氷で5分ぐらい冷やします。
首のやや斜め前に付着している、左右のどちらかの胸鎖乳突筋という筋肉が緊張している場合が多いので、そこをアイシングします。
アイシング後は、この胸鎖乳突筋を、自分で軽くほぐします。
*寝違えの発生直後は、軽めにして下さいね! やり過ぎは、かえって痛みを悪化させます。
指先で、さする程度でも構いません。
コツは、胸鎖乳突筋の付着付近、耳の後ろあたりと、胸骨や鎖骨付近を中心に、5分〜6分程度ほぐす感じです。
その後は、患部に冷湿布を貼ります。
そして安静に。って言うか、痛くて動かせないですね💦
とりあえず、ここまでやってみてください。
重度の寝違えは、首が痛くて、動かせない状態で、夜も寝返りも大変ぐらい辛いです!
治療すれば、3日〜4日で痛みのピークが取れます。
しかし、首を回したりした時の痛みが取れるまでには、しばらく治療が必要となります。
今度は、首の後ろ側にある肩甲挙筋という、比較的深層の筋肉を緩めなければ、首の違和感がなかなか取れません。
この筋肉がなかなか曲者!
そして、もう一つ覚えておいて欲しい事があります。
寝違えの症状が少し緩和した後、左右どちらかの腕〜手にかけて、痺れが出たりします。
原因は、上記の絵の中の、胸鎖乳突筋、斜角筋の緊張により、第一肋骨や鎖骨を引っ張り上げ、腕神経の通り道を狭めることによるものです。
しかし、大丈夫!痺れが出ても治療で治りますので。
僕は、これらの症状を全部経験したので、辛いのが良く分かります。(^^)
まずは、寝違え直後、直ぐに治療を受けれない方は、参考にしてみて下さい。
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