産後骨盤矯正とポッコリお腹
産後は「骨盤矯正に行かなくちゃ!」と思い込んでいる人が多いこと多いこと
骨盤が歪む=体型がぽっちゃりする
ではないのにな〜
妊娠から出産まで、お腹周りには胎児、胎盤、羊水、脂肪などにより、10カ月かけて約5キロ以上のオモリを下半身で支える事になる。
するとどうなのか。
下半身の上半身と下半身のバランスを取る為に、横から見ると、腰の重心が妊娠前に比べ前方に移動し、上半身の重心は後方に移動する。いわゆる「スウェイバック」という姿勢になりやすい。
子供を前側で長時間抱っこしていると、自然にこの姿勢になる。
以前、Facebookとインスタに書いたように、骨盤の歪みは、2センチも3センチも歪まない。ぐにゃグニャに歪まない。
ミリ単位。出産時に1番動く所だって1センチ動くか動かないくらいだ。
骨盤の、数ミリのズレが治ると、お腹のポッコリが魔法のように凹むと思っている方や、お腹のたるみの原因が、骨盤の歪みだと思っている方は、残念だが、真実ではない。
出産後のママ達は、「弛んだ身体をどうにかしたい」「何とかしなくちゃ」と思う時期なので、 この時期を狙った商売的戦略に、「産後骨盤矯正」は同業者として、よ〜く分かる。
当院のメニューにも「骨盤インナーマッスル調整」と言う、産後の骨盤周りの痛みや、体型を出産前に戻すエクササイズや、指導をしているからだ。
でも諦めないで欲しい。
お腹のポッコリの原因が、骨盤の歪みだけではないので、出産後時間がどれだけ経っても、お腹のポッコリや、下半身の弛みは改善出来きちゃうんだな。
気まぐれに、続く。
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