自己治癒力
患者さんを治療する時は、問診や、触診「この症状は、こうゆう風に治療したら痛みが取れる」という臨床経験などを色々と考えながら治療をしていきます。
だけど、同じ様な症状で、同じ様な治療をしてもなかなか症状が改善しない事が多々あります。
そうゆう場合は、いつも原点に戻って客観的に患者さんを診るようにしています。
カルテを見直して、自分の治療のやり方が間違っていないか?
ちょっとでも疑問が出た場合は、解剖学を見直したり…自分で治療法を考えたり…
患者さんの生活習慣をもう一度聞き直したり…
会話の中から、その患者さんの性格を読み取ったり…
いつも気をつけている事は、治療に先入観を持たず、患者さんの持っている自己治癒力を上げてあげるって事です。
風邪でも怪我でも多少のものなら人間は自分で治癒する力があるからです。
治療は、一人ひとり毎回答えがありません。患者さんは、それぞれ性格や考えている事が違うから。
元気になるような言葉が、治癒を早めたりするかもしれないし。
どんな形にしろ、患者さんの身体が調子良くなって「ありがとう」って言ってもらえるのが嬉しいな。
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