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股関節の痛みのこと ①

 

股関節の痛みは、いろんなかたちがありますが、 よくある痛みの話しをしますね。

 

歩行時や、階段を降りる、などの股関節に負担がかかる動きを行った時に、大腿部の外側の上あたりに痛みがでます。

また、上向きで寝て、股関節を内側に回した時に鼠径部に痛みを感じます。

上記の様な症状がある場合は、まず「変形性股関節症」を疑います。

早めに、整形外科でレントゲンを撮ってもらってくださいね!

 

この「変形性股関節症」は、変形性頚椎症や、変形性腰椎症とちょっと違います。

どうゆーことかというと、レントゲンの所見と、症状が一致する部位なんです。

 

例えば、「腰痛」を例にあげます。

ある日、腰が痛くなって病院に行きました。

そして腰のレントゲンを撮りました。

そのレントゲン画像を見て、ドクターは言いました。

「腰の骨、(腰椎)の端っこが変形性してますね」

「ここと、ここです。」

「ほら骨の端っこが、クチバシの様になっているでしょう」

「これが神経を圧迫して痛みを出すんです!」

「これは変形性腰椎症ですね」

なんて言う会話が、僕の以前勤務していたクリニックでは、日常でした。

     (変形性腰椎症のレントゲン画像)

病院では、その症状になんらかの診断名を付けなければ、保険適用になりません。

ほとんどの腰痛の診察では、毎回ほぼ同じ事をパターン化して患者さんに説明していました。

 

実際に変形した骨が神経を圧迫して、痛みを出しているなんてドクターも思っていなかったんじゃないかな。

特に腰や、首に関する症状や痛みは、レントゲン所見や、ドクターの診断とは異なる事が多々あるんです。

だから症状が良くなった後に、再度レントゲン撮影しても、変形した腰の骨はそのまま変わりません。とゆうことは、原因は骨の変形じゃないじゃん!ってことです。

だけど、説明を受けた患者さんは、なるほど!そうだったんだ!って事になっちゃんうんだな。。。

その腰痛の原因は、筋肉の張りだったり、ちょっとした骨のズレだったりで、変形した骨が神経を圧迫が原因では無い事がほとんどなんです。

整骨院や、整体、カイロプラクティックなどの商売が成り立つのはそこなんですね。

話しが遠回りになりましたが、「変形性股関節症」はレントゲンを撮ると、股関節の痛みと、股関節の変形が一致している事がほとんどなんです。

そこが、腰痛や首の痛みとは異なるところなんです。

 

次回に続く

 

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