過食をひかえると健康になる
食べ過ぎ、栄養を摂り過ぎると病気になるというのは、本当だと思う。
僕の以前の食事は、一食でご飯を2合、それ以上の量を食べていた。
小さい頃からお腹いっぱいになるまで食べる習慣だったからだ。
40代になり中性脂肪の数値が少し上がり出した。
若い頃には、全く気にしていなかった「健康」。
人の身体を診ていて気づいたことは、食事の量だ。
最近は、僕の食事量が以前の7〜8分目になった。
空腹時には、しょっちゅうお腹がぐーぐー鳴っている。
これがなんだか調子いい
何が調子いいことかというと
1、健康的なウンチが出る
(つるんとしてて、お尻を拭かなくてもいいようなウンチ)
2、食後、そんなに眠くならない。
3、健康診断で全て正常。
4、身体が軽く感じる。(以前より体力の差は無い)
と、まだ上げれば出てくるが、分かりやすいところではこんなところだ。
無駄な食事の量と栄養を摂り過ぎてたんだなと思う。
以前、僕の好きなプロサーファー “ケリースレーター”(11回世界チャンピオン) が雑誌のインタビューで、「現代人は食べ過ぎなんだよ」と言っていたことが今なんとなく分かる。
たまに電車に乗ると、お腹が出ている中年が本当に多い。
ある本によると
人間は飢餓(空腹状態)のときは、身体に蓄えた栄養を使って体温調節を維持し、何とか生命を維持しようと遺伝子が活性化し、老化や病気を防ぐ機能がある。
もともと人間の歴史は、飢えと寒さの戦いで
お腹いっぱい食べることが出来るようになったのは
ここ100年もたっていない。
逆に人間は、栄養過多状態に対しての対応は備わっていないために、成人病など現代病を引き起こす。
と書いてあった。
これは、的を射ていると思う。
空腹で、お腹がぐーぐーなる状態をつくる。
どうやらこれが身体にいい。
よく、「私あんまり食べて無いけど、体重が落ちなくて」って言う人がいるが、身体の代謝に対して食べたり、飲んだりしてるはずた。そんな人がアフリカの食糧の貧しい所へ行けば、必ず痩せるはずだから。
少し前に、1日1回の食事が身体に良いと、実践している芸能人のTVを観た事がある。
確かに健康に良さそうだけど、ちょっと宗教じみて不自然な感じがした。
人は、美味しいものを食べる時に幸せを感じるものなので、どこかに食事に行ったりしたときぐらいは、あまり難しいことは考えず、気にせず楽しく食べたいな。
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